人に伝えるとき
子ども、年下の兄弟、生徒
自分より年下の、経験の浅い人に。
僕が何かを伝えるとき、
相手の立場に立ってモノを言うことが重要だと感じている。
僕が伝えたい内容、大切なこと、身につけてほしいこと。
それが重要であればあるほど、相手の立場に立っていたい。
子どもの頃、親、教師から
物事の考え方を教えられたとき、いや、言い伝えられたとき、
何を言いたいのか、小さい頭なりに理解しようとしていた。
要点はつかめる。
最初の方は。
話者がヒートアップしていくうちに、様々な方向へと話がとっ散らかって、
重要なことは何か、身につけるべきことは何か、
最終的に分からなくなってしまうことがあった。
とっくに集中力は切れて、気づけば話は右耳から左耳へ。
これは子どもだから集中力がないという話ではなく、
子どもの集中力に合わせていない話者が悪いのだと思う。
大人になった今、まだ小さい弟、生徒に語りたい場面ができるようになった。
僕の経験から得た、
気を付けてほしいこと、
こう考えてはいけないよってこと、
こう考えた方が良いよってこと。
伝えるときは、まず子どもの立場に立つ。
話は長すぎず、端的に。
言っても分からない話しても仕方ないよ。
受動的な子がほとんど。
その前提を常に頭に入れておきたい。
伝えることが目的。
話すことに気持ちよくなってたって意味なんかないじゃん。